
新形式TOEFL(2026-)Readingセクションの対策方法と練習問題
このページでは2026年から新しくなったTOEFLリーディングセクションの大まかな対策と練習問題を紹介しています。対策・勉強方法についてより詳しく知りたい方は以下の記事もぜひ!
2026年1月からスタートする新TOEFLのReading Section
TOEFLは以前にも、ちょっとした変更は行なわれてきましたが今回のものはかつてない規模となります。実際、各セクションで差はあるものの、新しい問題タイプが導入されたり、全問題が一新されたセクションもあります。Readingも大きな変更が行われたセクションの一つです。
従来のTOEFLでは長文を読んで問題に答える、というパターンでしたが新形式では3つのパートに問題が分かれます。
- Complete the Words
- Read in Daily Life
- Read an Academic Passage
最後のAcademic Readingは文章量は減りましたが今までの読解とそれほど変わりません。最初の2つについては今までに無かった形式なので対策をする必要があります。
とはいうものの、それほど心配する必要はありません!
このページでは各パート毎に効率的に対策、知識をつけられるようにデザインした練習問題をシェアしているのでそれらで対策を行なうことで無理なくテストの準備をすることができます。一点だけ、練習問題の難易度は意図的に少し高くしています。負荷をかけて練習を行い、TOEFL本番の問題でも安定した正答率を叩き出せるようにしましょう。
Reading Section 2つのモジュール
各パートの練習問題に進む前に、今回TOEFLが導入したAdaptive Testingというテストシステムの説明もしておきます。
簡単に言えば、受験者はリーディングセクションを2回繰り返すのですが、最初(モジュール1)の正答率によって2回目(モジュール2)の問題群の難易度が変化します。Adaptive Testingを入れている他の試験と同じであれば6割から7割の正答率が分水嶺になり、それよりも低ければ簡単な問題群、高ければ難しい問題群に飛ばされます。
そして予想される通り、難しい方のモジュール2にいかなければ高いスコアを得ることはできません。他のテストと同様に、簡単な問題群だと、どれほどモジュール2の正答率が高かったとしても天井が5付近になりそうです。
そのため、感覚に頼った解き方だと正答率が安定しないためリスキーです。モジュール1とモジュール2のどちらも高い正答率を得るために、しっかりと根拠を持った解き方がより重要になりました。確かに言語は感覚的に使うものでもありますが、このようなテストでは感覚だけでなく理詰めで解くことも大事です。
Part 1: Complete the Words
新形式TOEFLのパートは今までにないタイプの問題となります。日本の中学校受験、高校受験で出題されるような問題です。パターンとしては、アカデミックな短い文章が提示されますが一部の単語が虫食いになっています。それらの単語は、最初の数文字と文字数は示されているので、文脈と虫食い部分から適切な単語を自分で考えて書くという問題です。ポイントは、選択肢から選ぶのではなく自分で入る単語を考える必要があります。
そのため、アカデミックな文章で良く使われる表現、各学問で頻出の表現を知っていると大きなアドバンテージとなります。
以下は新形式TOEFL パート1を模した問題です。
In modern science, the universe is understood as the entirety of space, time, matter, and energy. Current cos_ _ _ _ _ _ _ _ _ research suggests that it began as an extremely dense and hot state and has been con_ _ _ _ _ _ _ to expand ever since. As a r_ _ _ _ _, distant galaxies appear to be moving away from one another, a phenomenon that provides observational support for this theory. De_ _ _ _ _ major advances in technology, many questions re_ _ _ _ unanswered, particularly those concerning dark matter and dark energy, which are thought to p_ _ _ a major role i_ shaping the large-scale structure of the universe.
Answers
- cosmological
- continuing
- result
- Despite
- remain
- play
このパートで出題される文章は、ほとんどがアカデミックなものとなります。空欄に入る単語も、そういった文章で良く使われる表現であったり、学問の名前であったりします。また、稀ではありますが空欄に前置詞が求められることもあります。
以下にこのタイプの練習問題を用意しているので、どんどん練習して形式に慣れていきましょう!
Practice Questions (Complete the Words)
- Archeology (Intermediate)
- Economics (Intermediate)
- Psychology (Intermediate)
- Astronomy (Intermediate)
- Biology (Intermediate)
- European History (Difficult)
Part 2: Read in Daily Life
新形式TOEFL リーディングセクションパート2はTOEIC Part7に似たタイプの問題です。短いアナウンスメントやお知らせ、メールを読んで問題に答えていきます。Read in Daily Lifeという名前の通り、このパートで出題される問題は全てノンアカデミックな内容となっています。
では一つ試してみましょう。

(1) What happens if a company requests a schedule change three days before training begins?
A. The training will automatically switch to an online format.
B. The discount will no longer apply.
C. Additional charges may apply.
D. The training will be canceled without a refund.
(2) What restriction is mentioned regarding the promotional discount?
A. It applies only to on-site training sessions.
B. It is unavailable for international companies.
C. It cannot be used together with certain pricing arrangements.
D. It requires approval from the corporate services team.
Answers
(1) C
(2) C
アカデミックな文章よりも難易度は下がりますが、ビジネスシーンや日常生活で使われる表現を覚えておく必要があります。例えばon-siteという言葉はアカデミックな文章で出ることは稀ですが、ビジネスシーンでは多用されます。実地という意味です。
このタイプの練習問題も以下に用意しています。
Practice Questions (Read in Daily Life)
- Email (Intermediate)
- Notice (Intermediate)
- Social Media Post (Intermediate)
- Casual Email (Intermediate)
- Access Protocol (Difficult)
- Farm Visits Notice (Difficult)
Part 3: Read an Academic Passage
従来のTOEFL Reading sectionからの生き残りがパート3です。しかし、問題のフォーマットは同じなものの難易度は大きく下がりました。
まず文章量が今までのアカデミックな文章の半分から1/3に減らされており、大体3段落程度の長さになっています。とはいうものの、問題の形式や文章の構成は同じなので引き続き練習する必要はあります。
また、こういった文章で使われやすい表現や各学問で頻出の用語をおさえておくことで、パート1の対策になったり、ライティングやスピーキングで使える表現を学ぶことにも繋がります。副次的に大きなメリットのあるパートなのでReading sectionの中では優先的に対策をすることをオススメします。
