
TOEFLで頻出「A Little」と「Little」の違いとは?例文とともに分かりやすく解説
“A Little” と “Little”
一見すると「a little」と「little」は同じように見えますが、全く別のニュアンスを持つため注意しなければいけません。
まずはその違いを簡単にまとめておきましょう。
- a little:少しはある
- little:ほとんどない
この違いはTOEFL, IELTS, 英検, SATといった試験でよく問われます。一番大きな違いとして、冠詞が付く「a little」は「少しはある」というポジティブなニュアンスになるのに対して、冠詞を伴わない「little」は「ほとんど~ない」というネガティブな意味合いになります。
文脈によっては真反対にの意味になってしまうため、冠詞を含んでいるかどうかは文意を正確に理解するうえで非常に大切です。
ではそれぞれの表現について例文と共に詳しく見ていきましょう。
A Little
little に冠詞の a が付いた a little は「少しはある」「少量の」 という意味になります。量は多くないものの「ゼロではない」ということを強調するポジティブなニュアンスを表しています。
では、例文を見てみましょう。
I still have a little time before the meeting starts.
この文では a little が「少し時間が残っている」ことを表しています。量としてはわずかですが、まったくないわけではなく、まだ意味のある程度には残っている、というニュアンスです。
She added a little sugar to her coffee.
ここでは a little が「少量の砂糖」を表しています。「ほとんど入れなかった」というより、少し入れたという意味です。
We need a little more information before making a decision.
この文では「判断する前に、もう少し情報が必要だ」という意味になります。不足している量はそれほど大きくなく、すでにある程度の情報はあるものの、あと少し足りないという感覚です。
His comment gave me a little hope.
この文では a little が具体的な量ではなく、気持ちの程度を表しています。「その言葉で少し希望が持てた」という意味です。希望は強くはないものの、まったく希望がないわけではないことが伝わります。
Little
little を冠詞なしで使うと「ほとんどない」 という意味になります。a little と違って、少しでもあることより、足りなさや乏しさに意識が向くのが特徴で、否定的なニュアンスを持つ傾向があります。
例文を通して確認してみましょう。
We have little time left, so we need to act quickly.
この文では little が「残っている時間がほとんどない」ことを表しています。少しはある、というより、足りないことに焦点があります。だからこそ、「急がなければならない」という切迫感が生まれています。
He showed little interest in the proposal.
ここでの little は「関心がほとんどなかった」という意味になり、単に関心が少し低かったというより、ほぼ関心がなかったというニュアンスになります。
There is little chance of success at this point.
この文では、little が可能性の低さを表しています。「成功の可能性が少し低い」という中立的な言い方ではなく「成功する見込みはほとんどない」という、かなり否定的な響きがあります。
ここで a little を使った場合と比較してみましょう。
- There is a little chance of success at this point.
と言うと、可能性は低いものの少しは望みがあるという前向きなニュアンスになります。一方で、
- There is little chance of success at this point.
だと「成功の見込みはほとんどない」という意味になり、かなり悲観的な印象になります。
Little progress was made during the meeting.
この文では、little が名詞句の先頭で使われています。意味として「会議ではほとんど進展がなかった」という意味になります。その会議があまり実りのあるものではなかったことを強調しています。
Practice Question
Explanation
この問題では a little と little の違いを正確に把握できているかが重要です。little money は「お金がほとんどなかった」という意味になる一方で、a little support は「多くはないが、多少の支援はあった」ことを表します。
前者は不足に焦点があるため否定的なニュアンスを持ち、後者は少しでも存在していることに焦点があるため、より前向きなニュアンスになります。
作者はこの対比を使って、そのプロジェクトは資金には恵まれていなかったものの、続けていけるだけの支援は受けていたことを示しています。
