
SVOCのCとは?動詞に続く目的語と補語を分かりやすく解説
英語の5文型
英語では、次のいずれかの形に当てはまる節は、独立節(完全文)として機能します。
- SV (Subject-Verb)
- SVC (Subject-Verb-Complement)
- SVO (Subject-Verb-Object)
- SVOO (Subject-Verb-Indirect Object-Direct Object)
- SVOC (Subject-Verb-Object-Complement)
どの文型になるかは、基本的に文の中心となる動詞によって決まります。
たとえば、run は自動詞なので通常は SV の形で使われます。一方で study は自動詞と他動詞のどちらでも使えるため、意図によって SV にも SVO にもなります。
こうした文型を理解しておくと完全文と不完全な表現を見分けやすくなります。
5つの文型の中でも SV、SVC、SVO は比較的理解しやすいですが、 SVOO と SVOC は少し分かりにくい文型です。
今回の記事では、このうち SVOC に焦点を当て、どのような構造なのか、そして目的語と補語がそれぞれどんな役割を果たしているのかを分かりやすく見ていきます。
SVOC
SVOO が動詞の後ろに 2連続で目的語を置く文型であるのに対して、 SVOC は目的語+補語が動詞の後ろに続く文型です。
補語の理解がまだ曖昧な場合は、先にそちらを復習しておくと理解しやすくなります。
SVCでは補語は主語を説明しますが、SVOC では補語は直前の目的語を説明します。
- SVC:補語 (Complement) が主語を説明する
- SVOC:補語 (Complement) が目的語を説明する
SVOC の補語は、主語ではなく直前にある目的語の性質・立場・状態などを表します。
なお、SVCやSVOCの補語には、文意次第で名詞が来ることもあれば、形容詞が来ることもあります。
- 補語が名詞の例:
They elected him president.
この文では名詞 president が補語です。この補語は目的語 him がどのような立場になったのかを示しています。ここでの名詞の補語は、目的語を言い換えたり、その肩書きや立場を示したりする働きをしています。
- 補語が形容詞の例:
The teacher made the students quiet.
この文では quiet が補語で、目的語 the students がどんな状態になったのかを説明しています。このように、形容詞の補語は主語や目的語の状態、性質を表します。
ここで特に大事なのは SVOC では quiet が説明しているのは the teacher ではなく、直前の目的語である the students だという点です。この関係を見抜けるようになると、SVOC はかなり分かりやすくなります。
SVOCを取ることが多い動詞
すべての動詞が SVOC の文型を取れるわけではありません。実際のところ、SVOC の文型を作れるのは一部の動詞に限られます。
以下は SVOC でよく使われる代表的な動詞です。
- make
- call
- elect
- consider
- keep
- find
- name
では次に、これらの動詞が実際の文の中でどのように使われるのかを見ていきましょう。
第五文型の例文
We named our baby David.
- 主語(Subject): We
- 動詞(Verb): named
- 目的語(Object): our baby
- 補語(Complement): David
この文では目的語の後ろに補語が置かれています。そして補語には名詞が使わていますが、その場合に名詞は目的語を言い換える働きをします。
この文では David が our baby を言い換えています。
言い換えるとこの文は「私たちは赤ちゃんを David と名付けた」という意味になり、our baby = David という関係が成り立っています。
もう一つ例文を見ていきましょう。
I found myself confused during the interview.
- 主語(Subject): I
- 動詞(Verb): found
- 目的語(Object): myself
- 補語(Complement): confused
- 前置詞句(Prepositional phrase): during the interview
この文も SVOC の第五文型になっています。動詞 found の後ろに目的語 myself と補語 confused が続いています。
今回は、補語に形容詞が使われています。形容詞 confused は目的語 myself の状態を説明しています。
この文は「私は面接中、自分が混乱していることに気づいた」という意味になります。
なお、during the interview は前置詞句で、文に追加情報を加えている部分です。これはなくても文自体は成立します。そのため、たとえ前置詞句を消したとしてもSVOCの文構造自体には何も影響はありません。
実際 I found myself confused. だけでも完全文になっていますよね?そのため、この文のコアの文構造は SVOC の第五文型であると判断できます。
